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 10月21日に発生した鳥取県中部地震により被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
 
 発災後、各小学校に開設されている避難所や梨の落下被害にあった果樹園、被災家屋、被災墓地、被災した県立施設、JAの選果場やライスセンターを訪問しました。
 避難所では要介護状態のご両親を福祉避難所の方で受け入れていただくためのお手伝いをしました。また、現在住んでいるアパートが被災したため新たに住まいを探さなければならない方からお話を聞き、知事にもそのことを伝え、県営住宅の募集を紹介したり、民間の賃貸住宅のあっせんなどの相談を受け付けている安心賃貸支援事業の窓口を紹介したりしました。
 自宅の宅地が被災したため住み続けることができない方もあり、次の住まいが見つかるようお手伝いをするとともに、被災者住宅再建支援補助金による支援ができないか調整しています。
 
 被災者住宅再建支援補助金は、従来は家屋の半壊以上が対象でしたが、今回の地震では屋根瓦の損傷などが数千という規模で発生しているようです。そこで地域のコミュニティーを守るため、一部損壊も補助の対象とすることになり、全壊、半壊、一部損壊を対象に30万円から300万円の助成をすることとなりました。また損壊率10%未満の軽微な損壊に対しても1万円から5万円の支援金を交付することとなりました。
 
 いずれの場合も市町村による罹災証明を受ける必要がありますので、各市町村に相談してください。また罹災証明の必要性や手続きなどについて、被災者に十分に情報が届くよう知事に要請しました。

 晩生梨も出荷を目前にして大量に落下してしまいました。
 落下梨を「訳あり品」として出荷するとのことですが、被害割合と被害額が大きいので何らかの支援が必要と知事に訴えました。知事は給食センターなどに運送するための費用を助成するなど、知恵を出したいということでした。
 JA鳥取中央の選果場やライスセンターも被害を受けています。復旧には相当の費用がかかりそうで、平井知事は10月27日に国の特段の支援を要請するため上京しますが、県独自の支援策も検討するよう担当課に求めました。

 これからも現場に出向き被害の状況をしっかりと把握して、必要な対策を求めていきます。皆様の要望やご意見をお聞かせください。
                                
                                                         鳥取県議会議員  興治英夫



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◆9月補正予算知事要望
 
①河川の除草、しゅんせつなどの維持管理にかかる住民要望に対応するため、増額補正により十分な予算を確保するとともに、抜本的な対策を行うこと。

(県の対応) 河川巡視や住民要望を踏まえて、河川管理上の支障になるなど緊急な対応が必要な個所については、補正予算等により対策を行っていく。

【9月補正】 河川維持管理費(伐開) 18,000千円


②低コストハウスに対する農家の評価は高く、導入希望が多くあるので、追加予算を確保すること。

(県の対応)
 国経済対策補正の産地パワーアップ事業を活用し、鳥取型低コストハウスの推進を図る。

【9月補正】 鳥取型低コストハウスによる施設園芸等推進事業 140,000千円
 県民の皆様からのご要望に基づき、今年度の5月補正予算、9月補正予算に対して要望したものの中から、実現したものを一部ご紹介します。

◆5月補正予算知事要望 
 ①TPPのもたらす県内農業への影響見込みを、業態別、経営規模別に試算し明らかにすること。再生産可能になるよう必要な対策を講じること。

 (県の対応) 
  昨年12月に国が公表したTPPの影響試算は、不十分な内容である。影響試算は国が責任をもって行うべきで、国内農林水産 業への影響を精緻に検証するよう、国に要望を行った。また、抜本的対策を講じるよう、国に求めていく。
  県としても、「畜産クラスター事業」など国事業を活用しつつ、県独自対策に取り組む。
 
 
 【5月補正】  
  畜産クラスター施設整備事業(肉用牛、酪農、養豚) 261,845千円


 【5月補正】 肥育素牛(白鵬85 の3、百合白清2)
         緊急確保支援対策事業

 【5月補正】 
   生乳生産の衛星管理向上モデル事業1,000千円 
【関西中心部から地方部への移住の促進を】

 関西大都市部から、鳥取県など地方部への移住を促進支援することを求めました。具体的には、関西の大学のサテライトオフィスとして地方部の遊休施設を活用したり、学生の地方部でのフィールドワークを促進するための支援を行うこと、元気高齢者の移住相談窓口を都市部に設けることなどです。
 井戸連合長(兵庫県知事)は、傾聴に値する提案だとし、大学のフィールドワークに地方部を活用してもらうための協定を結んだり、カムバックセンターを合同で作ることも考える余地があるとの答弁でした。
【関西地方部への外国人観光客の誘客を】 

 関西でも外国人旅行者が急速に増えて昨年度は800万人となり、このたび2020年の目標として1,800万人を掲げました。しかし、三大都市圏の一つである大阪府、京都府、兵庫県と、その他の関西地方部の外国人旅行者の比率は92:8です。そこで都市部のホテル不足への対応もかねて、地方部の比率50%という目標を掲げること、外国人旅行者向けの優待サービス付き割引鉄道パスの利用範囲や優待特典の拡大など、地方部への誘客に取り組むことを求めました。
 広域観光担当の山田啓二京都府知事からは、国の目標50:50を目安にして新しい広域振興計画で目標を検討する。地方部に誘客するため、鉄道会社と調整し、構成府県市の協力を得ながら前向きに進めるとの答弁がありました。
【県民に支えられる協働の美術館・美術館活動を】

①美は万民のもの、親しまれる美術館を

<質 問>  
 金沢 21 世紀美術館初代館長の著書には、「アメリカでは先生が子供たちを美術館に連れて行き説明したり、スケッチをさせている姿をよく見かける。また、美術だけでなく様々な授業にも美術館を利用している。日本では、子どもが美術館に来れば騒ぐし来ないほうがいいと敬遠することがある。こういう姿勢が醸成されるのは、美術は知識、教養があってはじめてわかる高級な趣味だから、そういう人たちだけが来ればよいという権威主義の伝統が受け継がれているからだ。美を感じる感性には知識も教養も関係ない。江戸時代の庶民は、今では高級品とされる浮世絵を普通に楽しんでいた。美は万民のものだ」とある。
 美術館建設に対して財政面などから否定的な意見があるが、美術館の経済効果ばかりに目がいくのは、日本の美術館に権威主義の伝統があって、美は万民のものであり自由に自分の感性で感じ親しめればよいということが、広く認識されていないからとも言える。
 全国美術館会議の「美術館の原則」では、美術館の社会的役割は収益性にあるのではない。収益性の優先を退けて、使命達成に必要な財源、人材の確保が重要と認識する必要があるとうたわれている。
 財政収支も重要ではあるが、それ以上に美術館建設に向けた動きを通して、県民がもっと美術館や芸術作品に気軽に親しめるという意識を醸成したり、そのための社会環境を整えていくこと。美術館運営のあり方を、より県民の身近なものに変えていき、県民に支えられる美術館を実現していくことが必要だ。

<知事答弁> 
 美術館の運営に当たって、地域とかかわりを持つということは大切なコンセプトだ。例えば、倉吉博物館の美術展にあわせて、町なかレトロミュージアムという形で、地域として展覧会に協賛していくことなど、すばらしいあり方と思う。
 それから、教育、子どもの成長の点で、美術館のあり方をあまりに権威主義的にしてしまうのでは意味がない。海外の美術館では、座り込んで写生をしたり、写真を撮ることもできる。術だけでなく他の教科へのかかわりにも言及されたが、一つの検討すべきコンセプトだ。そうやって初めて、大きなお金を使って作った美術館の価値が出てくる
 言われるようにコストパフォーマンスだけでは価値は図れない。願わくば、コストに見合った経済効果があればいいが、経済効果以外の効果もあることは、念頭において議論すべきだ。図書館同様、美術館も必ずしも収入だけで賄えなくていい。
③美術館建築の事業費、運営費について

<質 問>
 知事はもう一つの条件として、県民に理解いただける美術館建築の事業費、開館後の運営費など、具体的なスキームが前提であるとの見解を示されてた。現在案の建築事業費 70 億円から100 億円、運営費3億9,000万円は、高すぎるとお考えか。

<知事答弁>  
 経費のことも含めて、最終的にコンセプトをまとめていただきたいし、今後の議会の考え方にも注目したい。無駄にお金をかけることは排除すべきだが、必要だと考えた場合には、必要なお金をかけることについて、説明責任を果たしていく立場に変わるので、そのことも念頭に議論していく。
②基本構想検討委員会の内容について

<質  問>
 知事は、美術館整備に踏み込む条件として、美術館の理念、必要性を県民が共有することをあげられた。基本構想検討委員会のまとめた内容で、不足していると思われるものがあるのか。

<知事答弁>
  理念等について言い添えることは特にない。今、検討委員会で一生懸命検討されておられるので、まずは、それを磨き上げていただくことに期待したい。そして、出てきた理念については、どこを重視するかによって、美術館の中身に違いが出てくる。どの辺でみんなが納得できるのかということだろう。
【美術館整備に向けた情報発信について】

①知事は適切な発信をすべき

<質 問>
 知事は、民主主義のプロセスを大事にしたいとのことだが、美術館の議論が混乱しそう な場合は、知事のほうから、美術館の必要性について、一定の軌道修正的な発信が必要だ。

<知事答弁>
 議論が混乱した場合の私の役割については、あえて自分に封印をし ている。むしろ混乱したときに前に出てくるべきは、美術館を本当に必要とされる様々な県民が、 勇気をもって発言することだ。議論をまとめるには、そのほうがよほど値打ちがある。
 議論が混乱しているように見えるとしたら、場所の議論が先行しすぎたのだと思う。もう一度、理念の議論をしっかりすること。時間を惜しむべきではない。

③鳥取県内に必要な理由について

<質 問>
 前田寛治、菅楯彦をはじめ、鳥取県も多くの作家を生んでいる。郷土の自然、歴史、文化、風土が作家を育み、芸術作品を生んでいる。それら郷土作家の芸術作品を鑑賞することは、県民自らのアイデンティティ ーを発見することにつながり、生まれ育った鳥取県に愛着と誇りを持つ動機づけになる。そして、土のために何かしようという気持ちがおのずと生まれてくるだろう。
  豊かな人間性とふるさとへの愛情を育むための場として、芸術作品を収集・保管・展示そして研究・発表と効果的に展開できるのが美術館だ。

<知事答弁> 
 私自身は、鳥取県の発展方向を考えたときに、芸術との親和性のある土地柄ではないか、というところから出発している。美しい景色があり、芸術活動をする 方々を温かく迎え入れるような素地がある。美に対する絶対的な追及の機運が生まれ得る土地で、それを発展させるには「拠点」が必要だろう。
 また、郷土作家に光を当て、地域の芸術のルーツを明らかにする場所があり、 多くの方々が共有して地域の誇りと感じるのは、必要なポイントになる。

②美術館の必要性について

<質 問>
美術館整備基本構想検討委員会で、美術館ができることで住民意識や子どもの育ちがどう変わるか、いかに県民がハッピーになるかを示すべきだという議論があったが、その通りだと思う。メトロポリタン美術館では「美術館は利用者の人生にとって、どの程度意義深いものになっているかとの問いかけを発している。
 私も美術館はそういうものだという経験をした。私は、人生につまずき苦しみの中にいたとき、マネ、 モネ、ドガなどの印象派の作品を鑑賞し、感動し、心が癒され、生きる希望を見出すことができた。美しいものを見て素直に感動し、それを表現することで自らの心が解放され、自由に生きていく喜びにつながっていった。
 全国でも注目の金沢21世紀美術館の蓑豊初代館長は、「子どもに感動を与える美術館にし、美術を通して子どもたちの創造力を高め、心を豊かにしたいと考えた。子どもたちに美術館に来て本物の芸術に触れてもらいたい。」とおっしゃっている。
 美術館は、人間を育てるために必要だ。感性を豊かにし、生きていく力を自らの内に宿す ことができるし、人の心を癒し、休息を与えることもできる。美に感動したら人に伝えたくなるが、それによって自らの感性を肯定し、自己肯定感や自尊感情につながる。自尊感情が高まれば、他人に対する思いやりにつながる。美術館は自己愛、人間愛を育てるために必要だ。

<知事答弁>
 美術館は、人間性を取り戻すために役に立つ場との考えを示された。印象派のルノワールは、10の欠点を探すより、1の長所を伸ばす方がいいという信念を込めて絵を描き続け、自分たちの世界を追求したからこそ、多くの人に感動を与えるものになった 芸術というのは本来そういう力を持っている。それを身近に感じることができる美術館というのは、だからこそ世界のどこにでも存在しえる。

~今こそ、県立美術館建設の推進を~
 5 月県議会定例会では、一部に建設慎重論がある中、美術館建設の質問一本に絞り、豊かな人間性を育み、故郷を愛し誇りに思う心が育つという観点から、県立美術館の必要性を訴え、建設を推進することを求めました。
 以下、5 月県議会定例会の質問・答弁の概要、ならびに5月・9月補正予算に対する知事要望、関西広域連合8月定例会での質問と答弁の概要を報告いたします。皆様のご意見をお聞かせください。
                                       


【美術館建設は知事の選挙公約だ】

①知事の選挙マニフェストについて

<質 問>
  知事は、知事選挙のマニフェストで「文化芸術のふるさとアートピアとっとり推進と拠点となる美術館建設へ」という公約を掲げられた。知事自身が美術館建設推進の意思を示されたものと思っている。
 美術館建設は、知事選の目玉政策で重要な争点だったが、圧倒的な支持で当選されたことで、県民の理解があったとかんがえてもいいのではないか。

<知事答弁>
 美術館建設は長年の県政課題だが、そろそろ転換点かもしれないと考え、議論の封印を解くという意味で、「美術館建設」と書いた。ただ、自分一人の独断ではなく、デモクラシーの中で決めなければならないとの考えから、議論の結果、建設という考えがまとまれば、推進するという意思表示として「美術館建設『へ』」とした。
 美術館についていろんな意見が出るが、県民が欲しているのであれば自然と収れんしなければならない。場所が決まりそうだからと言って、やめたという議論があるのなら、最初からやめてしまえばいい。長年作りたくても作れなかったものが、いま実現しようとしている。大所高所に立って、県民みんなで応援しようと、なってくれることを期待している
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